海外旅行中に急な病気やけがなどによりやむを得ず現地の医療機関で診療等を受けた場合、高額請求が来ることもあるため、海外旅行保険には必ず加入したいところです。
そこで今回は海外旅行保険が付帯するおすすめのクレジットカードを、これまで約70ヶ国を旅行してきたshiaが紹介していきたいと思います。
また、補償を手厚くする方法も紹介しているので、クレジットカードの付帯保険だけでは不安…という人は是非最後まで読んでいただければと思います。
海外旅行におすすめのクレジットカード!
エポスカード
年会費 | 永年無料 |
---|---|
国際ブランド | |
発行スピード | 最短即日〜約1週間 |
年会費が永年無料なのにも関わらず、手厚い海外旅行保険が利用できるエポスカード!
もともと自動付帯であったエポスカードの海外旅行障害保険。2023年10月1日から利用付帯(旅行代金をエポスカードで支払うことで海外旅行傷害保険が適用される)になりますが、補償内容がグレードアップされるので個人的には逆にありがたいと思っています。
以下に具体例を紹介していますが、航空券はもちろん、空港に向かう交通費だけでなく、海外に到着してからの移動費をカードで支払うことで保険適用になります。
どうせ支払うもののどれかを、エポスカードを使うだけで手厚い保険が付いてくるようになるので、デメリットは一切ありません。
保険適用になる旅行代金の代表的な例
支払い | 具体例 |
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パッケージツアー | ・旅行会社で予約した海外旅行ツアー代金(募集型企画旅行) |
航空券 | ・渡航先への航空券 ・海外旅行先までの乗継便航空券 |
電車 | ・空港に向かう鉄道代金(定期券利用も含む)や有料特急列車代金 (例:新幹線、成田エクスプレス等) ・海外で乗車した電車乗車代金 |
バス | ・空港に向かうリムジンバス・路線バスの乗車代金(定期券利用も含む) ・海外で乗車したバス乗車代金 |
タクシー | ・空港に向かうタクシー乗車代金 ・海外で乗車したタクシー乗車代金 |
以下の支払いでは保険が適用されません。
・個人で手配した宿泊代金
・空港までのガソリン代金、高速道路料金
・空港の駐車場代、空港使用料
・国内、海外でのレンタカー使用代金
・帰国後に乗車した公共交通機関の乗車代金
海外旅行傷害保険の補償内容
補償項目 | エポスカード |
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傷害死亡/後遺障害 | 最高3,000万円 |
疾病死亡 | なし |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 |
自動付帯のときは500万円だった傷害死亡/後遺障害補償が3,000万円に、2,000万円だった賠償責任も3,000万円となり、無料のクレジットカードの付帯保険のレベルを圧倒的に超える補償となりました!
病気治療の補償額は最高270万円、携行品損害も20万円と高額なので盗難や紛失の際など、いざというときにも安心です。
エポスカードの海外旅行傷害保険は、90日以内の留学やワーキングホリデー(ワーホリ)でも補償の対象になりますので、韓国留学を考えている方にもおすすめです。
緊急アシスタンスサービスで安心
海外旅行中に不慮のケガや事故、病気に見舞われた場合、エポスカード海外旅行保険事故受付センターまで電話すると、24時間いつでも日本語で対応し、さまざまなサービスを速やかに手配してくれます。
例えば
- 医師、医療施設の紹介、案内
- 医療費キャッシュレスサービス
- 患者の医療施設への移送
- 患者の本国への送還
- 救援者の渡航、宿泊手配
- パスポート紛失
- 盗難
- 遭難された場合の捜索・救助など
また、ソウルにサポートデスクがあるので緊急時など対面で対応してもらえるところもありがたいです。
さらにサポートデスクでは、Wi-Fiやドリンクのサービス、トイレの利用だけでなく、当日営業時間内(09:00~18:00)の荷物一時預かりサービスがあり、一人1個まで荷物を預けることができます。
医療費キャッシュレスサービス
医療費が海外旅行保険で返ってくるとは言っても、現地で高額支払いをするのは大変です。
そこで注目したいのが、医療費キャッシュレスサービス。
エポスカードは全世界に提携している医療施設が1600あり、事前に連絡することで自己負担することなく治療を受けられる医師、医療施設の紹介してもらえます。
その他の特徴
・最短で即日発行
急な出張や旅行で必要な時にも役立ちます。ただし補償の対象となるのは、カード加入日(カード発行日)の翌日以降に日本を出発する旅行になります。
・海外ATMでキャッシング
急に現金が必要になったときでも安心です。
・ナンバーレスカード
表面にカード番号や名前の記載が無いため、周りの目を気にする事なく利用できるのも良いです。また、カードの利用ごとに即座に通知が届くので、万が一の不正利用も早期に発見することができます。
・ロッテ免税店VIPカード
会員専用サイト「エポトクプラザ」を使うと旅行前にホテル、航空券、レンタカーの予約が割引価格で行えるほか、現地でも免税店の商品が5〜10%割引になる「ロッテ免税店VIPカード」を発行することができます。
※ 2023年9月18日現在、ロッテ免税店での優待が一時停止中
・新規入会で2000円相当のポイント
WEBからの申込みでが貰えます!
補償を手厚くする裏技!
「クレジットカードの保険だけでは、少し不安だな…」と思う場合、複数のカードによる併用をおすすめします。
カードを組み合わせることで、一般の海外旅行保険並みの充実した補償が実現できるようになります!
例えば、カードAの保険が100万円、カードBの保険が150万円であった場合、2つのカードを併用することで合計250万円の保険金が受け取れます。
そして、カード保険を併用するときに便利なのが、「自動付帯」のカードです。
利用付帯と自動付帯の違い
- 利用付帯
旅行代金の一部をクレジットカードで支払わないと、旅行保険による補償が受けられない - 自動付帯
クレジットカードを持っているだけで、旅行保険による補償が受けられる
自動付帯のおすすめカード
①ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード
年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | |
発行スピード | 10日程度 |
ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードは年会費・発行手数料が無料。
世界中のVISA加盟店で現金感覚で使えます。また、海外のATMで現地通貨を引き出すことも可能。
年会費がかからないクレジットカードは利用付帯のものがほとんどの中、ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードは年会費が無料にもかかわらず、カード持っているだけで補償される「自動付帯」のカードです(国内旅行は利用付帯)。
このカードとエポスカードを併用することで、海外旅行傷害保険の補償内容を合算し手厚くすることが可能となります。
エポスカードとの併用例
補償項目 | エポスカード | ANA〜カード | 合算額 |
---|---|---|---|
傷害死亡/後遺障害 | 3,000万円 | 500万円 | 3,000万円 |
疾病死亡 | なし | なし | なし |
傷害治療費用 | 200万円 | 150万円 | 350万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 150万円 | 420万円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 1,000万円 | 4,000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 150万円 | 250万円 |
携行品損害 | 20万円 | 10万円 | 30万円 |
航空機遅延費用 | なし | 1万円 | 1万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | なし | 2万円 | 2万円 |
旅行のトラブルで一番心配な、病気や怪我による治療費用の補償額を倍近く増やせるのはとても助かります。
また、エポスカードには付いていない航空機遅延費用や航空機寄託手荷物遅延等費用に対する補償があるところも、カードを併用する大きなメリットだと言えます。
ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードは自動付帯なので、色んなクレジットカードと併用しやすいとても便利なカードです。
自動付帯のカードをまだお持ちでなければ、年会費が永年無料のANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカードを持っておくと、保険金合算はもちろん、万が一保険に入り忘れたときにも活躍するのでおすすめです!
ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード公式サイトはこちら
②楽天プレミアムカード
年会費 | 11,000円(税込み) |
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国際ブランド | |
発行スピード | 通常1週間から10日 |
楽天プレミアムカードは年会費が無料ではありませんが、充実したサービスが魅力の海外旅行者に大人気のクレジットカードです。
海外旅行傷害保険は自動付帯なのにもかかわらず、補償内容がとても充実しています。これと併用することで、保険会社の旅行保険にも劣らないほどの補償額をもらうことが可能となります。
エポスカードとの併用例
補償項目 | エポスカード | 楽天プレミアムカード | 合算額 |
---|---|---|---|
傷害死亡/後遺障害 | 3,000万円 | 4,000万円 | 4,000万円 |
疾病死亡 | なし | なし | なし |
傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 | 500万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 300万円 | 570万円 |
賠償責任 | 3,000万円 | 3,000万円 | 6,000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 200万円 | 300万円 |
携行品損害 | 20万円 | 30万円 | 50万円 |
楽天プレミアムカードは、これにプラスして利用付帯枠もあり、航空券代などを楽天プレミアムカードで支払うことにより、傷害死亡・後遺障害が+1,000万円、携行品損害が+20万円追加されるようになります。
自動付帯補償
旅行損害保険は海外だけでなく国内旅行でも自動付帯されます!
さらに楽天プレミアムカードで購入した1万円以上の商品が購入日から90日以内に盗難や、火災、破損に遭った際に、最大で300万円まで補償してくれる動産総合保険や、カードの盗難、紛失してしまった場合、被害額を免除することができるカード盗難保険も自動付帯となっています!
ラウンジサービス
楽天プレミアムカードには「プライオリティ・パス」の無料入会特典が付帯されています。
プライオリティ・パスに入会すれば、世界中にある1,400+か所以上の空港ラウンジを無料で利用できるようになります(※2023年9月18日現在)。
空港ラウンジ内ではソフトドリンクや、Wi-Fi、シャワーなどが利用でき、空港での待ち時間を快適に過ごせます。もちろん金浦国際空港や仁川国際空港にもラウンジはあります!
また、プライオリティ・パスの対象になっていない国内空港ラウンジも、楽天プレミアムカードがあれば無料で利用可能です。主要国内空港33カ所の空港ラウンジが無制限で利用できるので、国内旅行の際にも活躍してくれます。
その他の特徴
楽天市場での利用ではポイント還元率が5%となり、楽天ポイントが貯まりやすく、ポイントはANAのマイレージに移行することも可能です。
また、新規入会&利用で5,000ポイントがもらえます!
まとめ
クレジットカードは海外に行くなら、必須といっても過言ではないアイテムです。
韓国はカード社会で、キャッシュレス普及率が世界一高い国。ほとんどの場所でカードが使用できるため、少なくとも一枚持っておくと現金が不足したときにも安心です。
年会費無料のクレジットカードであれば、今後も旅行のたびに利用できるので、絶対に損することはありません!
こう言ったメリットなどを考えて、クレジットカードの発行をぜひ検討してみてはいかかでしょうか。